犬が食べてはいけないもの:果物編

犬の健康

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ぶどう

これからぶどうがおいしい季節になりますね。ぶどうの旬は7月下旬から11月上旬頃です。食卓にもあがることも多くなってくるかと思いますが、ぶどうは犬に食べさせてはいけない果物なんです。
もしも犬がぶどうを食べてしまった時には、どうすればいいのでしょうか。

中毒症状

初期症状としては、6~12時間以内にこれらの症状が見られます。
・嘔吐・下痢・食欲不振・腹痛など
重度の場合、24~72時間以内に急性腎障害を引き起こし、最悪の場合、死に至ることもあります。
急性腎不全とは、数時間〜数日の間に急激に腎臓の機能(血液のろ過、血圧の調節、pHの維持、尿中の老廃物の排泄)が低下していく状態です。

危険な量は?

どのくらいの量というのは、はっきりとはありません。また個体差によっても変わってきます。なめてしまった。という程度では多くの場合問題はありませんが、少量でも食べてしまった場合は、すくなからず腎臓に負担をかけている可能性はあります。
今のところ、中毒を引き起こす原因となる物質が解明されていないため、具体的な危険な量というのを判断することが難しいのです。ですので、1粒も食べさせないようにしなければなりません。

食べてしまった時の応急処置

飼い主にできる応急処置はありません。症状が出てからでは遅いこともああります。また症状が無いからと言って家で様子をみることはせずに食べてしまった時にはすぐに動物病院を受診するか、病院に電話をしましょう。

さくらんぼ

さくらんぼの旬は6月上旬頃~7月初旬頃までです。口に運びやすくつ気づいたら種の山なんてこともありますよね。

さくらんぼは、実だけなら犬が食べても問題はありません。むしろ体に有益な栄養分が含まれていて、犬も好きな味なんだそうです。ですが、与えすぎには注意が必要です。糖質を多く含むため、肥満や消化不良を引き起こすこともあります。5kgの犬で1日2個程度が適量と言われています。

しかし、さくらんぼにアレルギーを持つ犬もいます。さくらんぼを与えて、顔の腫れや皮膚のかゆみ、嘔吐、下痢など見られた時には、与えることはやめましょう。

中毒症状

さくらんぼの種に含まれる「アミグダリン」という物質が、犬の体内で消化され生じる「シアンカ水素(青酸)」によって、犬は中毒症状を引き落こします。

30分~3時間以内に痙攣(けいれん)、呼吸困難、嘔吐、下痢などの症状が現れます。

危険な量は?

致死量については、体重1kgあたり、1日40個のさくらんぼの種と言われています。ですので、犬がさくらんぼの種を食べて、中毒症状や危険な状態になるには、かなりの量を接種しなければならないと言うことになります。ですが、種というのは犬の内臓を傷つける可能性もあるので、与えない方がいいとお考え下さい。

食べてしまった時の応急処置

飼い主にできる応急処置はありません。もし食べてしまって愛犬に不調が現れた際には、すぐに動物病院を受診しましょう。その際に、下痢をしてしまった場合にはその便や食べ残しなども病院に持参するといいでしょう。
特に症状が出ていない場合でも、愛犬に不調が現れないかしっかりと様子を見てあげましょう。

いちじく

いちじくの旬は8月~9月で、早いものは5月頃から出回り始め、11月頃までがシーズンです。いちじくのジャムやいちじくのドレッシングなど、私もよく口にする果物の1つです。
いちじくは「不老不死の果実」として有名ですよね。人にいいものなので愛犬にも与えたくなりますが、犬にとってはいいものではないのです。

中毒症状

いちじくの成分「ソラレン」「フィシン」が中毒症状を引き起こす原因と言われています。
また、ラテックスにアレルギーを持っている犬では、いちじくにも同じアレルギー反応が起こることがあるそうです。

いちじくを食べてしまった場合には、胃腸や口の中に炎症が起こり、次のような症状が現れる場合があります。
・口内炎・よだれ・食欲の低下・嘔吐・下痢

柑橘系の皮にも注意が必要です。
・みかん・レモン・ライム・グレープフルーツ・セロリ・パセリ
これらの皮にはソラレンが多く含まれているため、愛犬に与えるときには実だけを与えるよう注意しましょう。

ラテックスにアレルギーがある犬に有害な果物
・バナナ・アボカド・キウイ・メロン
ラテックスアレルギーの犬の場合には、そのまま与えることはもちろん、加工品も与えないよう注意しましょう。

危険な量は?

どの程度食べてしまったら中毒症状を引き起こすのかは判明しておりません。個体差や同量を食べても症状が出る犬と出ない犬もいます。ですので、少量でも口にしてしまった場合には、愛犬の様子をしっかりと見てあげましょう。症状が現れた際には、すぐに動物病院を受診しましょう。

食べてしまった時の応急処置

愛犬の体調の変化がないか、様子をしっかりと見てあげましょう。愛犬に何かしらの症状(嘔吐や下痢、よだれなど)が現れた場合には、すぐに動物病院を受診してください。
嘔吐や下痢をした場合には、それらも受診の際に持参するといいでしょう。

りんご(種、芯、茎、葉)

りんごの旬は10月~2月頃の肌寒くなる秋から冬にかけた季節です。そのまま食べても美味しいですが、私はアップルパイにして食べるのが大好きです。

りんごの果肉部分と皮に有害な成分は含まれていないので、与えても大丈夫です。犬用のリンゴおやつも売られているくらいですからね。ですが、与える時には注意点もあります。
ですが、皮には農薬が付着している場合もあります。よく洗ってから与えるようにしましょうね。

りんごの芯や種、葉や茎は与えてはいけない部分とされています。

中毒症状

りんごの芯や種、葉や茎にはアミグダリンというシアン化合物が含まれており、これが消化の途中で有毒なシアン化水素を発生させ、中毒を引き起こす可能性があるのです。食べてから3時間以内に呼吸困難、けいれん、嘔吐、下痢などの症状が現れる可能性があります。
・食欲がない・元気がない・発熱・嘔吐・下痢・腹痛

緊急性の高い症状
・舌が紫色っぽい・呼吸が荒い・頻繁な嘔吐・けいれん・立てない・歩けない・意識朦朧
このような症状が出ている場合には、すぐに動物病院を受診しましょう。

食べてしまった時の応急処置

飼い主にできる応急処置はありません。もし食べてしまって愛犬に不調が現れた際には、すぐに動物病院を受診しましょう。変化がないようであれば、数日愛犬の様子をいつも以上に見てあげましょう。

最後に

自分が食べていて美味しいな、と思うと、ちょっとだけならいいかな。とついつい与えてしまいます。本来は、人間が食べるものを与えなければ、そもそも中毒症状を起こすこともないですが…。
しっかりと与えていいものといけないものの知識を持って、愛犬に与えなければなりませんね。

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