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犬の口臭の原因は?
我が家の愛犬たち、ニコさんもおたねさんも、お恥ずかしながらまあまあ口臭はする方です。
さて、この口臭の原因は何なんでしょう。最も一般的なものは、口腔内細菌の産生する揮発性ガスと言われています。
このガスは、口腔内の細胞、唾液、歯垢(プラーク)中のアミノ酸や蛋白質が分解されることで発生するそうです。ニコさん、おたねさんの歯を歯磨きシートでふき取ると、黄色っぽいものがふき取れるのですが、これが歯垢なんでしょうか。
口内炎や歯周病などを発症していると口腔内細菌が異常増殖し、産生されるガスも増加、口臭となって現れます。
ニコさんは、引き取ったときにひどい歯石と歯周病のため、ほとんどの歯を抜き、現在は4本程度しか残っていないにも関わらず、口臭があるんですよね。
おたねさんは、歯もきれいで歯周病もないのにお口が臭い時があり、動物病院で内臓からくるものもあるんですよ、と言われました。
口腔内疾患だけではない
さて、おたねさんですが結果的には内臓に問題はありませんでしたが、まさか口臭の原因に口へ繋がる胃腸や、肝臓、腎臓といった他臓器の病気の可能性があるとは、その時まで思いもしないことでした。
また、普段たべているフードの劣化によっても口のニオイが気になることがあるそうです。フードが小分けになっているものを取り入れるなどして、フードの劣化を防ぐことも大切ですね。フードを開封した後はできるだけ早く食べきるようにしてあげましょう。
口臭から考えられる病気
それでは、犬の口臭があるときには、具体的にはどのような病気が疑われるのでしょうか。
口腔内腫瘍
口の中に腫瘍がある場合も、炎症によって口腔内細菌のバランスが崩れることがあります。
特に、悪性腫瘍(扁平上皮癌や悪性黒色腫など)の場合は、歯肉組織の他に骨組織も破壊するため、口臭が顕著になる傾向にあります。腫瘍の場合、口臭のみが症状として現れることは稀で、他にも食欲低下や口の痛みが見られることが多いです。
胃腸炎
胃酸の逆流により、酸っぱいニオイがすることがあります。
嘔吐の後も酸っぱいニオイになるので、吐物が確認できなくても吐いたかどうかの目安になります。腎疾患
腎機能の低下によって、尿として体外に排泄されるはずの毒素が体内に蓄積することで、口から独特のニオイがするようになります。
しかし、腎疾患の場合、口臭の前に多尿や多飲といった症状が現れることがほとんどですので、口臭が認められた場合はかなり病状が進行している証拠です。肝疾患
肝臓には、タンパク質の摂取によって生じたアンモニアを解毒する働きがあります。肝機能の低下によって解毒作用が落ちると、体内を毒素が循環し、口臭が認められます。
肝疾患もまた腎疾患と同様に、口臭が認められたらかなり病状が進行していると考えられます。
これらの疾患では、口臭の前に食欲の変化などが見られることがほとんどですので、見逃さないようにしましょう。また、定期的に健康診断を受けることで病気の早期発見に繋がります。
腸閉塞
異物や腫瘍、腸捻転などによって腸の閉塞が起こると、本来大腸を通過して肛門から排泄されるはずの便が溜まり、口から便臭がすることがあります。
多くの場合、その前に嘔吐や食欲廃絶が見られますが、腸閉塞と診断された時は緊急手術が必要です。
引用元:【獣医師監修】犬の口臭の原因は?考えられる6つの病気と対処法
このように口臭がする場合には、さまざまな疾患や病気が疑われるのです。もし、歯石や歯肉炎になっている場合には、お口が臭いのはこれのせい、と思ってしまい内臓疾患に気づかないかもしれません。せめて口腔内の歯石や歯肉炎の予防は自宅でもケアできるので、飼い主としてできるケアはしっかり行って、一つでも口臭の原因の可能性を減らしてあげたいと思います。
自宅ケアで対策しましょう
3歳以上の犬の80%に歯周病は見られると言われています。まず口臭があらわれた場合に考えられる原因のほとんどが歯周病です。歯周病になってしまった時、またならないようにするために飼い主ができることは何があるでしょうか。
日ごろからのデンタルケア・歯磨き
歯周病は、日ごろのデンタルケア・歯磨きによって予防できます。
歯石の除去には全身麻酔で行ったりしますが、最近では無麻酔で取り除いてくれる病院もありますね。
全身麻酔には危険も伴うため、できるだけデンタルケアや歯磨きで予防してあげましょう。
歯磨きを嫌がる犬も多いと思いますが、できるだけ子犬のうちに慣れさせましょう。成犬の場合は慣れるまでに時間がかかりますが、少しずつ段階を踏んで練習していきましょう。
歯磨きの慣れさせ方については、ネットで検索すると様々な方法が出てきますので、ご自身の愛犬に合った方法で、根気強く頑張ってみましょう。
自宅ケアが難しい場合は動物病院やトリミングサロンなどにも相談しましょう
どうしても歯磨きをさせてくれない場合など、犬の取り扱いに慣れているトリミングサロンや、動物病院で相談しましょう。
やらせてくれないからと放置すると、歯周病がひどくなってしまい、その結果顎骨骨折や心内膜炎などを併発する恐れがあります。
また、歯周病ではなく内臓疾患だった場合にもすぐに治療が必要でしょう。
いつものと臭いが違うな?最近口臭が出てきたな?という時には、早めに動物病院を受診しましょう。
最後に
以前、実家で飼っていたミニチュアダックスは、歯肉炎が原因で目の下の骨が溶けてしまったことがありました。その子は歯磨きどころか、口の中に指さえ入れさえてもらえず、お口のケアができませんでした。当時は歯肉炎で骨が溶けてしまうとは思ってもいなかったので、当時愛犬には飼い主として申し訳ない気持ちでいっぱいでした。その後は、動物病院の先生の手をお借りして、定期的にチェックに行くようにしてケアをしておりました。現在、ニコさんとおたねさんと暮らしておりますが、2わんともお口の中を触れることは嫌ではないようですので、これからも自宅ケアを続けていきたいと思います。
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