犬の混合ワクチンはなぜ必要なのか

犬の健康

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なぜ犬はワクチンをするの?

犬のワクチンと言えば、狂犬病や混合ワクチンですよね。我が家のニコさんもおたねさんも、4月に狂犬病と混合ワクチンを打っています。ワクチン接種は感染症を予防するために必要なことですが、5種や7種、感染症の名前を言われてもよくわからない、ということはありませんか?
今回は、犬のワクチンについて調べてみました。

混合ワクチンの種類

ユニ・チャームペット

ワクチンにはいろいろな種類がありますが、主要なワクチンとしては5種、7種かと思います。
我が家の愛犬たちは、7種混合ワクチンを接種しています。犬の年齢や住んでいる環境等で適切なワクチンの種類は異なりますので、ワクチン接種の際には先生にどのワクチンが合っているのか、相談してから接種するようにしてみるといいでしょう。

ワクチンで予防できる感染症

ワクチンを接種することで、どのような感染症を予防することができるのかご存知でしょうか。

犬ジステンパーウイルス感染症
極めて感染力が強く、かつ死亡率が極めて高い病気です。感染している犬の鼻水、唾液、血液、尿に排泄され、それに触れると感染(接触感染)したり、その犬の咳やくしゃみで空中に飛散したウイルスを吸いこんだりして感染(飛沫感染)します。
【症状】
発熱・鼻汁・くしゃみや咳・結膜炎・嘔吐・血便を伴う下痢・食欲がない・やせ細る・けいれん・震え・後ろ足の麻痺など
【治療法】
根本的な治療法はありません。

犬パルボウイルス感染症
犬パルボウイルス2型に感染することで起こります。下痢や嘔吐、白血球の減少を特徴とする感染症です。感染している犬の便や嘔吐物に排泄され、接触すると感染します。フードや飲み水のお皿を介して感染することもあります。
【症状】
・元気消失・食欲不振・発熱
などがみられ、1~2日してから
・嘔吐・下痢(血便)をするようになります。
【治療法】
確立された有効な治療はありません。

犬伝染性肝炎
アデノウイルスの仲間の犬伝染性肝炎ウイルスが病原体で、肝炎を主な症状とした感染症です。感染している犬の尿、便、唾液に排泄され、それを直接なめたり、食器を介したりして経口感染します。
【症状】
・発熱・下痢・嘔吐・食欲不振など
【治療法】
有効な治療はありません。


犬アデノウイルス2型感染症
犬アデノウイルス2型に感染することで起こり、「犬伝染性喉頭気管炎」とも言われます。咳などが出る上部気道感染症で、このウイルス単独の感染では重篤化することはありません。
【症状】
・咳・鼻汁など
【治療法】
抗菌薬の投与やネブライザーなどの対症療法

犬パラインフルエンザウイルス感染症
犬のケンネルコフ(呼吸器症候群)の主要な病原体の1つです。感染犬の咳やくしゃみウイルスを排泄し、経口、経鼻感染します。混合感染や二次感染を起こすと重篤になります。
【症状】
・咳・くしゃみ・鼻水
【治療法】
抗菌薬の投与やネブライザーなどの対症療法

犬コロナウイルス感染症
犬コロナウイルスの感染により消化器症状が現れます。便を介した経口感染により伝播します。パルボウイルスとの混合感染や、細菌の二次感染によって重症化します。
【症状】
・下痢(かゆ状~水様便)・嘔吐・脱水・元気がない・食欲不振など
【治療法】
整腸剤や点滴などによる対症療

犬レプトスピラ感染症
レプトスピラは、人を含めてさまざまな哺乳類が感染する可能性がある細菌です。げっ歯類が高い確率で菌を持っていると言われています。生涯にわたり尿中に菌を排泄し、その尿により土壌や水などの環境が汚染されます。それらに接触すると、皮膚、口や目の粘膜から感染します。
【症状】
「出血型」・発熱・嘔吐・吐血・血便・腎炎
「黄疸型」・けいれん発作・横断・嘔吐・下痢
【治療法】
抗生剤の投与

混合ワクチンはいつ接種するの?

さまざまな感染症から愛犬を守るためには、ワクチンが重要で大切だということがわかりました。
ワクチンはどのタイミングで接種するのがいいのでしょうか。

子犬期

子犬には母犬から譲り受けた「移行抗体」というものがあります。移行抗体とは、初乳に含まれる抗体のことで、これにより子犬は感染などの病気から守られる非常に役立つ大切なものです。しかし、この移行抗体というのはワクチンの効果を抑えてしまう作用もあります。成長とともに抗体は消えていきますが、子犬の体内にどの程度まで残っているかは、個々によって異なります。
そのため、生まれて初めてのワクチンは6~8週齢で行い、16週齢以上になるまで2~4週ごとに接種することが推奨されています。その後生後6カ月齢もしくは1年齢に1回接種します。

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成犬期

1年に1回の接種となります。しかし、年齢や持病、生活環境等で接種の時期を変更したり、抗体検査を行い接種の必要が泣ければ接種を見送ることもあります。

副反応はあるの?

個々によって異なりますが、副反応が出る場合もあります。顔や眼が腫れるアレルギー反応や、嘔吐や下痢、食欲不振、元気の低下などがみられます。また、チアノーゼや呼吸困難、アナフィラキシーショックなどの副反応もみられます。注射後1時間以内に発症する事が多いので、接種後は注意深く様子を見てあげましょう。症状が現れた際には、すぐに病院を受診しましょう。

このような症状や何か異変が起こった時、すぐ病院へ行けるように、午前中に接種するようにしましょう。

接種後に気を付けたいこと

接種後には、激しい運動や遊びは行わず、家でゆっくり過ごしましょう。シャンプーなどのトリミングは接種後1~3日程度は避けるようにしましょう。

最後に

ワクチン接種によって予防できる感染症なので、自分の愛犬を守るため、また感染してしまって他の犬に感染させないためにも、1年に1回のワクチン接種は必要ですね。
ワクチン接種は必要とは思いつつも、シニア犬となったニコさんについては、来年は抗体検査を行ってワクチン接種の有無を先生と相談してみようと思っています。

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